クォーツ式腕時計の不便な点

クオーツ式の主な弱点(電池面)

20世紀後半にクオーツ式腕時計というものが開発され、人々は腕時計を気軽に購入できるようになりました。このタイプの腕時計の最大の特徴は電池を動力源としている事で、機械式腕時計のように頻繁に時刻合わせをする必要がありません。しかし、携帯電話のように電池の残り残量が数字で表示してくれるわけではないため、利用者はいつ寿命がやってくるのか検討がつかないという弱点が存在します。そして、単三電池・単四電池のように蓋を開けて素人がワンタッチで交換できる事はなく、電池はプロに時計店で交換してもらうのが基本です。つまり、旅行で無人島や時計店が存在しない秘境の島に滞在している間に寿命がきてしまったら、時刻が分からない状態で過ごさなくてはなりません。

その他の弱点について

機械式腕時計は一度購入してから大事に手入れをし続ければ、最大で死ぬまで一生使い続ける事ができます。高価なものは100万円以上の値がつけられていますが、故障したとしても一部のケースを除いてプロに依頼すれば修理してくれて再び使えるようになるのも魅力です。一方、クオーツ式商品は大量生産できる一方で修理が難しく、重大な故障が発生した場合はそれを機に買い替えを余儀なくされます。どんなに値段が高かったとしても、あるいはブランドのステータスが高くとも、修復不可能なものは高く売却する事ができません。つまり故障に強い機械式腕時計はジュエリー同様に資産価値が高いのに対し、長く使える保証がないクオーツ式は価値が低く、売却して大金を得るのが難しい点も不便と言えます。