機械式腕時計の便利な点

毎日ゼンマイを巻くから時間のズレが生じにくい

機械式時計はメカニカルウォッチともいい、ほとんどの高級腕時計がこの機械式時計となっています。動力はゼンマイであり、定期的にゼンマイを巻かなければ止まってしまいます。簡単に手に入る一般的な腕時計は電池式のクォーツ時計であり、それと比べると手間がかかると感じるかもしれませんが、それは違います。

電池式は勝手に動いてくれるものであり、一度時計の針を合わせるとしばらくその状態のまま放置されます。知らない間に時計の針がズレていたり、いつの間にか電池が切れていたという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。機械式時計を用いた腕時計は一度ゼンマイを巻くと40時間ほど動きますが、巻いて2日もすると止まるため、ほぼ毎日腕時計を触ることになります。腕時計のゼンマイを巻くたびに時間も合わせるので、「時計が合っていなかった!」という事態を回避することができます。

一度購入すると長持ちしてくれる

機械式腕時計は伝統工芸品に近いもので、大量生産ではなく職人さんが一つ一つ丁寧に組み立てて作っています。極めて趣味性の高いものであり、高級ブランドに多く、ステータスシンボルにもなっています。決して安価ではない機械式腕時計が人気なのは、持っているだけで自己満足できるからというわけではなく、適切に使い、定期的にメンテナンスをすることで、数十年単位で使用することができるからです。磨耗しやすいパーツを交換すると30年以上使用することができる場合もあり、子供に引き継いで使ってもらいたいと考える人もいるくらいです。長持ちするということは、新たに購入する資金や労力もいりません。メンテナンスに費用はかかりますが、新たに同等の腕時計を購入すると思えば安いものでしょう。